梅干し離れ問題は、メッセージだと思う。

こんにちは、セイラです!

 

最近、

『現代人の梅干し離れ』

というニュースが

世間をすこし賑わしましたよね。

 

事実、

ここ20年間で

一世帯あたりの梅干消費量が

約4割も下がってしまっているんだとか。

 

これは、由々しき問題ですね。

 

でも、これって

『梅干業界の変わり目』

を迎えているというメッセージなんだろうな

とも思っていて

 

今って、

日本一の梅生産量を誇る和歌山でも

「地元名物!」

と謳(うた)う梅干しが

 

添加物をふんだんに使用した

調味梅干しだったりします。

 

地元が和歌山で、

今も本気で『梅干し』を作り、

残していきたいと思っている僕からすると

 

「なんで和歌山が、本物を出さないんだ!!!」

 

と悲しくなるのですが、

 

昨今は

梅干しといえば、

食品添加物で味付けがされた

調味梅干しが主流となってしまっていて、

昔ながらの

酸っぱくて、しょっぱい

余計なものを加えない『梅干し』は

どんどん少なくなってきているのです。

寿の梅干し

そしてそれは

梅の里、和歌山ですらも例外ではない・・・。

 

もちろん、

調味梅干しのことを

全面的に否定したいわけではないですし、

 

「梅干しを残していきたい!」

「もっと食べてもらえるようにしたい!」

 

という思いから

生まれたものなんだということは

百も承知。

 

でも、それがどんどん

 

「こっちの方が売れる」

「この方が世の中のニーズに合っている」

 

と、方向がそれていき

 

もっと塩分を減らそう

もっと甘くしよう

もっとキャッチーな商品を作ろう

世の中にウケるものを作ろう

 

となっていった結果、

梅干し会社の多くが

大事にすべきものを

見失ってしまう傾向にあったのではないか

と思うのです。

 

本来、梅干しが持っていた

栄養成分も、効果効能も、保存機能も、、、

 

現代、主流となっている

調味梅干しには、ほとんど含まれていません。

 

本来持っている効果効能を活かさずに

むしろ引き抜いてしまって、

 

外側から、

人工的な甘みやらなんやらを

付け足しているのが、

よくスーパーに並んでいる

調味梅干しだったりするのです。

 

そうやって、

道から外れていってしまったから

 

「そっちじゃないよ」

 

って、時代が教えてくれているのが

冒頭の問題なんだと思っています。

 

本当に残していくべきものは

日本のスーパーフードと言われた

昔ながらの、本物の梅干し。

 

そこを絶対に

見失ってはいけないな、

 

一本軸をつかんで

手放してはいけないな、

 

僕たち『ゆにわ梅部』

そこを常に意識しながら

梅干し作りに励んでいます。

でも、ただ

美味しいものを作ったり、

いいものを作るだけでは

『文化』を残していくことはできないから、

 

その良さを、

僕たちの想いを、

大声で、

伝わるまで、

 

叫んで、叫んで、

叫び続けていかなければならないな、

 

とも思うのです。

 

そのためには

何をすればいいのか、

 

何が効果的なのか、

なんて、何もわからないんですけど

 

でも、

とにかく愚直に

いいものを作り続けて

やれることをやり尽くす!!

 

目の前の人に

熱く伝えていく!!

 

そんな毎日を

繰り返していこうと思っています。

 

本物の梅干しを、

僕たちの最高傑作『寿』を、

 

1000年先の未来で

『文化』にしてやりますよ。

 

楽しみにしていてください^^

 

→寿の梅干し販売ページ

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