さあ、梅を干そう!

青いタンク

 

こんにちは、梅部のキョウコです。

今日は、おいしく漬かった梅たちを干していく日。
梅部メンバー女子4名が参加しました!

綾部の静かな山道を抜けると、そこに現れたのは巨大な梅タンク。
このタンクの中には、た~くさんの梅たちが漬かっているのです。

 

「あずまさん、この中に梅はどれぐらい漬かってるの?」

「うーん、この辺りかな(笑)」

おおー!
そのたっぷりの梅たちを、今日は干していくのか~。

タンクの中をのぞいてみると、
たっぷりの梅酢。梅の実は、沈んでいて見えません。
さらにタンクの淵からも、梅酢が流れ出ています。

「あずまさん、あの淵から梅酢が注がれていますが、何をやってるのですか?」

「あれはね、梅酢を循環させているんだ。

ただ、梅を静かに漬けていたら、塩分が下に沈んでしまう。
下の方の梅の塩分が濃く、上の方が薄くなってしまうんだ。

すると、梅干しになったときに味のバラつきがでたり、
タンクの上澄みのほうだけカビが発生したりしてしまうからね。

そうならないように、24時間、タンクの中の梅酢を
ぐるぐると巡らせている、というワケ」

 

なるほどー!!
このタンクの中を梅酢がぐるぐると駆け巡り、
梅がふわふわと揺れている様子を思い浮かべました。

 

なんでも梅干しは、「梅酢」でつくったら、かなりおいしくなるとか。
しかし、上手に仕上げるのはむずかしい……
なぜなら、どうしても、特別な技術が必要になるからだそうです。

だから、「梅酢」で梅を漬ける人は、ほとんどいないのだそう。

でも、ゆにわ梅部では、長年の試行錯誤の末、
特別なノウハウにより、こうやって梅酢を循環させて、
漬け込むことに成功したのです。

 

 

 

「今日は、この中の梅たちを取り出して、干していきますからねー」

あずまさんから、今日の段取りを一通り聞いたら、作業をスタート!

大きなタンクの中から、人の手で梅を取り出しては運ぶ、地道な作業がはじまりました。

 

 

まずは、あずまさんがタンクの中から梅をすくい上げます。

手から、手へ。

 

計りのところへ持って行き、

梅の数を調節しながら、重さを均等に。

最後には、梅を一つ一つ、整列させていきます。

 

緑豊かな山の中で、おいしく漬かった梅たちは、
どれもふっくらとして、やわらかくて、美味しそう~~!!

 

今日は、雨が心配でしたが、
みんなのチームワークで、
雨が降る前に、今日の作業を終えることができました。

ではでは、またー!

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