こんにちは。
ゆにわ「梅部」のあずまです。
梅仕事season2が始まり、
塩と梅酢をタンクいっぱいに投入した、先日。
いま、たっぷりの梅酢のなかで、
青梅たちが眠っています。
しかし、彼(彼女)たちが夢をみるあいだ、
人知れず働くものたちがいます。
そう、
7人の小人…ではなく、
七人の侍…でもなく、
微生物たちです。
◆
梅酢には、
強い酸と塩が含まれています。
だから、梅酢のなかは、
微生物たちにとっては、大変に過酷な環境です。
事実、
ほとんどの細菌は、
その環境の厳しさに耐えられず、
死滅してしまいます。
そんな状況にあって、
生存が許されるものは、
両手で足りる数の酵母しかないのです。
これらの酵母に、
どのような仕事をしてもらうのか。
美味しい梅干しをつくるための、
非常に重要なポイントです。
うち、いくつかの酵母は悪さをし、
うち、いくつかの酵母は、
梅干しを美味しくするのに欠かせません。
つまり、酵母たちの働きには、
きちんとした方向性を決めてやる必要があるのです。
では、方向性とは?
次回に続きます。
梅部 あずま
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