7/17 7人の小人侍

ビーカーたち

 

こんにちは。

ゆにわ「梅部」のあずまです。

 

梅仕事season2が始まり、

塩と梅酢をタンクいっぱいに投入した、先日。

いま、たっぷりの梅酢のなかで、

青梅たちが眠っています。

 

しかし、彼(彼女)たちが夢をみるあいだ、

人知れず働くものたちがいます。

そう、

7人の小人…ではなく、

七人の侍…でもなく、

微生物たちです。

 

 

梅酢には、

強い酸と塩が含まれています。

だから、梅酢のなかは、

微生物たちにとっては、大変に過酷な環境です。

 

事実、

ほとんどの細菌は、

その環境の厳しさに耐えられず、

死滅してしまいます。

 

そんな状況にあって、

生存が許されるものは、

両手で足りる数の酵母しかないのです。

 

これらの酵母に、

どのような仕事をしてもらうのか。

美味しい梅干しをつくるための、

非常に重要なポイントです。

 

うち、いくつかの酵母は悪さをし、

うち、いくつかの酵母は、

梅干しを美味しくするのに欠かせません。

 

つまり、酵母たちの働きには、

きちんとした方向性を決めてやる必要があるのです。

 

では、方向性とは?

 

次回に続きます。

 

梅部 あずま

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