こんにちは。
ゆにわ「梅部」のあずまです。
ついにseason2に入った、梅部の活動。
7月14日の今日は、
前田さん監修のもと、
タンクに塩を追加投入していきます。
世間では三連休。
それでも、
快く集まってくれる梅部メンバーに感謝をしつつ。
◆
前回の投稿でご紹介した通り、
これからは酸と塩についての調整をかけていきます。
6月上旬~7月上旬まで続いたseason1では、
タンクに梅酢と青梅を投入してきました。
この作業によって、
タンク内の梅酢の塩分濃度は、
20%強から10%強まで低下したのです。
青梅から果汁が出てきたこと、
塩分が梅に入っていってことが、主な原因です。
これを、7月中旬からのseason2で、
適正な塩分濃度まで、段階を分けて上げていきます。
1タンクにつき、数百キロの塩を梅酢に溶かすのですが、
これがカンタンではない…
塩は放りこんだら終わり、なのではなく、
しっかりと梅酢に溶かしていかないと、
塩がタンクの底に沈殿してしまって、
意味をなさないからです。
まず、25キロの大袋から塩をスコップですくって、
片手でひょいと持ち上げられるくらいの重さになるよう、
小さなメッシュの袋に分けて詰めていきます。
それを、タンクのなかに沈めて、
完全に溶解して塩のかたまりがなくなるまで、
浮かしたり沈めたりをひたすら繰り返します。
言葉で説明すると本当にあっけないのですが、
これが大変。
なにせ、メッシュの袋に入れるのはせいぜい1~2キロ。
数百キロある塩をすべて溶かすのに、
いったい何回の浮かしたり沈めたりが必要でしょう?
写真を見てもお分かりの通り、
梅酢に沈めた塩を引きあげる際には液体の抵抗を受けるため、
かなりの力が必要です。
夕方には、
参加してくれた2人も、
職人のような表情に。
かえって僕が効率のいい方法を教えてもらうほど、
あざやかに作業を進めていました。
塩分濃度が高くなると、
梅酢の浮力も高くなるため、
沈んでいた梅たちが徐々に浮かびあがってきます。
浅漬けの「梅漬け」を、
ちょっと味見したりしながら。
しんどくても、笑顔で。
疲れていても、愛情をこめて。
美味しくならない訳がない。
そう思います。
梅部 あずま
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