6/27 妖精を見たんだ

梅プール

 

こんにちは。

ゆにわ「梅部」のあずまです。

 

先日、妖精を見ました。

いや、信じてもらえないかもしれない。

それはわかっているんです。

 

暑い暑い、夏日のことでした。

その日、はじめて綾部に梅が届くということで、

僕は楽しみにしながらも、

身をひきしめるような心持ちでした。

 

思えば、どこか肩に力が入っていたのかもしれません。

手は震えていました。

膝は笑っていました。

顔はひきつっていました。

 

そんな僕に、

「緊張感が梅に伝わっちゃうよ」

と語りかける声が聞こえたのは、

梅が到着して間もなくのことです。

 

聞き逃しそうなほど小さく、

透明感のある声だったのを覚えています。

 

そのときです。

一瞬だけ、妖精が見えたのは。

 

今回、撮りためた写真を見返しているときに、

その妖精と思しきものが、

わずかに写っているのを確認しました。

 

僕は、これは妖精だと信じています。

美味しい、ゆにわの梅干しをつくるために、

そっと力を貸してくれたのだと、確信しているのです。

 

違うよ、そんなの迷信だよ、

という人がいるかもしれません。

でも、よいのです。

その存在を肯定するのは、

僕だけでいっこうに構わない。

 

皆さんにも、見てもらえたらと思います。

皆さんには、妖精に見えますか?

それとも、ただの偶然なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精

 

あ…

ちこ店長でしたね!

 

この記事はフィクションです。

でも、妖精はいました。

 

梅部 あずま

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