こんにちは。
ゆにわ「梅部」のあずまです。
先日、妖精を見ました。
いや、信じてもらえないかもしれない。
それはわかっているんです。
暑い暑い、夏日のことでした。
その日、はじめて綾部に梅が届くということで、
僕は楽しみにしながらも、
身をひきしめるような心持ちでした。
思えば、どこか肩に力が入っていたのかもしれません。
手は震えていました。
膝は笑っていました。
顔はひきつっていました。
そんな僕に、
「緊張感が梅に伝わっちゃうよ」
と語りかける声が聞こえたのは、
梅が到着して間もなくのことです。
聞き逃しそうなほど小さく、
透明感のある声だったのを覚えています。
そのときです。
一瞬だけ、妖精が見えたのは。
今回、撮りためた写真を見返しているときに、
その妖精と思しきものが、
わずかに写っているのを確認しました。
僕は、これは妖精だと信じています。
美味しい、ゆにわの梅干しをつくるために、
そっと力を貸してくれたのだと、確信しているのです。
違うよ、そんなの迷信だよ、
という人がいるかもしれません。
でも、よいのです。
その存在を肯定するのは、
僕だけでいっこうに構わない。
皆さんにも、見てもらえたらと思います。
皆さんには、妖精に見えますか?
それとも、ただの偶然なのでしょうか?
あ…
ちこ店長でしたね!
この記事はフィクションです。
でも、妖精はいました。
梅部 あずま
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