7/14 塩対応の神対応

みんなで会議

 

こんにちは。

ゆにわ「梅部」のあずまです。

 

ついにseason2に入った、梅部の活動。

7月14日の今日は、

前田さん監修のもと、

タンクに塩を追加投入していきます。

 

世間では三連休。

それでも、

快く集まってくれる梅部メンバーに感謝をしつつ。

 

 

前回の投稿でご紹介した通り、

これからは酸と塩についての調整をかけていきます。

 

6月上旬~7月上旬まで続いたseason1では、

タンクに梅酢と青梅を投入してきました。

 

この作業によって、

タンク内の梅酢の塩分濃度は、

20%強から10%強まで低下したのです。

青梅から果汁が出てきたこと、

塩分が梅に入っていってことが、主な原因です。

 

これを、7月中旬からのseason2で、

適正な塩分濃度まで、段階を分けて上げていきます。

1タンクにつき、数百キロの塩を梅酢に溶かすのですが、

これがカンタンではない…

 

塩は放りこんだら終わり、なのではなく、

しっかりと梅酢に溶かしていかないと、

塩がタンクの底に沈殿してしまって、

意味をなさないからです。

 

まず、25キロの大袋から塩をスコップですくって、

片手でひょいと持ち上げられるくらいの重さになるよう、

小さなメッシュの袋に分けて詰めていきます。

 

それを、タンクのなかに沈めて、

完全に溶解して塩のかたまりがなくなるまで、

浮かしたり沈めたりをひたすら繰り返します。

 

言葉で説明すると本当にあっけないのですが、

これが大変。

 

なにせ、メッシュの袋に入れるのはせいぜい1~2キロ。

数百キロある塩をすべて溶かすのに、

いったい何回の浮かしたり沈めたりが必要でしょう?

 

写真を見てもお分かりの通り、

梅酢に沈めた塩を引きあげる際には液体の抵抗を受けるため、

かなりの力が必要です。

 

夕方には、

参加してくれた2人も、

職人のような表情に。

かえって僕が効率のいい方法を教えてもらうほど、

あざやかに作業を進めていました。

 

塩分濃度が高くなると、

梅酢の浮力も高くなるため、

沈んでいた梅たちが徐々に浮かびあがってきます。

 

浮かび上がる梅たち

 

浅漬けの「梅漬け」を、

ちょっと味見したりしながら。

 

しんどくても、笑顔で。

疲れていても、愛情をこめて。

 

美味しくならない訳がない。

そう思います。

 

梅部 あずま

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