7/12 梅仕事season2 酸と塩

前田さん

こんにちは。

ゆにわ「梅部」のあずまです。

 

さてさて、

いよいよこれから「こだわり梅仕事」に入っていく、

という投稿を先日アップしましたが、

今日はそのお話をひとつ、致しましょう。

 

◆

 

家庭で漬ける梅干しの味は、

カンと経験によるものだと思います。

 

すなわち梅干し用の瓶に、

どれだけの量の梅と、

どれだけの量の塩とを、

どんな感じで入れていくのか。

 

梅はどんな品種の、

どのような状態のものが望ましく、

塩の銘柄はコレ。

 

で、しばらく寝かせて、

干したら「梅干し」になりますし、

干さなかったら「梅漬け」になります。

 

出来栄えをみて、

来年はもっとこうしてみよう、とか、

反省と試行錯誤も、

楽しい梅仕事の一部ですよね。

 

一方で、

僕たちのつくる梅干しには、

ゆにわの梅干しといえば、こんな味わい

…というビジョンが明確にあります。

 

酸と塩のバランスがちょうどよく、

酸っぱすぎて、塩味がうすかったりせず、

しょっぱすぎて、酸味が物足りなかったりせず、

 

ごはんと食べるのにちょうど良い!美味しさこそ、

ゆにわの梅干しなのです。

 

このゴールから発想して、

梅干しをつくっていくのですが、

 

しかし、カンと経験に頼るというのは、

そのゴールに対して、

やや不誠実です。

 

梅の実だって、

どれだけの酸を提供してくれるのかは、

年ごとにも、収穫時期にも、出来栄えにも左右されます。

 

微生物たちの働きに関しては、もっと複雑です。

同じような仕事をしてくれる保証はなく、

天候や気温・湿度、日照時間にも、

繊細な微生物たちは大きな影響を受けます。

 

体験したことがありませんか?

スーパーで梅干しを買ったら、

ちょっと酸っぱすぎたり、

しょっぱすぎたりして、

う~~ん、なんか違う…みたいな。笑

 

酸と塩のバランスを整えていくことは、

梅干しの味を決める大事な要素なんです。

 

そこで僕たちは、

梅干しの酸と塩を調整するために、

これを測定する機械を導入しています。

 

毎年、しかもタンクごとに異なるPHや塩分をきちんと測定し、

ゆにわ独自のレシピに合わせて、

これからバランスを整えていくのです。

 

とにかく手間とコストがかかるので、

市場に出回っている梅干しはほとんど、

こんなことしてないでしょうね…

 

「う~~ん、なんか違う」

ではなく、

「美味しい! ごはんに合う!」

という目標を達成するために、

 

先人の叡智と、

先端の技術を融合させつつ、

ゆにわ梅部は今日も活動中です。

 

梅部 あずま

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