こんにちは。
ゆにわ「梅部」のあずまです。
最近、ずーっと考えていることがあります。
それは、
梅干しの「レシピ」という3文字だけでは、
そのこだわりが伝わりきらないのでは…
ということです。
どでかいタンク、
青い空とこぼれんばかりの緑、
笑顔あふれる梅部メンバーたち。
さらにそこに、
繊細で、丁寧で、地道な、
長年の研究と観測の成果が、
惜しみなく注ぎこまれています。
愛とエネルギーに溢れた、すばらしい青梅を育む、花光さん。
数十年にもおよぶ探求の現在地を見せてくれる、前田さん。
それらのご縁を引きうけ、梅部として活動する、梅部あずま。
おもしろい実例があったので、
今日はぜひご紹介させてください。
◆
先日、梅酢をタンクが満杯になるまで投入した日の夕方。
梅部メンバーたちと、
梅酢の味見をしていたときのことです。
ひとりひとり、すこし時間を置いて、
ペットボトルに梅酢を組み上げていたのですが、
試しにそのいくつかの塩分濃度を計って、
比較してみることにしました。
どんな結果になるだろうと楽しみにしながら、
前田さんが計器を操るのを見ていると…
なんと、塩分濃度に数%の違いが出たのです。
梅酢がなみなみとタンクに注がれ、
それを循環させているといっても、
梅酢の量は1タンクにつき3トン弱にもなります。
上澄みと底のほうではやはり、
まだ混ざりきっていないのが分かります。
しかし。
おもしろいのは、ここからです。
その結果の出た、
塩分濃度が数%異なる梅酢を味見してみたところ…
どれも同じ味わいに感じる!
どれかが
特にしょっぱい!とか、
酸っぱすぎる!とか、
そんなことはまったくなくて、
ただただ美味しい。
※もちろんそのまま「飲む」と、
ものすごくしょっぱいですけどね?笑
これは、梅酢のなかの塩分と酸度が、
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